フォームから送られるはずのメールが届かない…
そんな経験はありませんか?
~フォームからのメール不達のよくある原因と、見直しポイントをご紹介!~
こんにちは!ブランディングテクノロジーの保守サービスチームです。
Webサイトの「お問い合わせフォーム」は、お客様との大切な接点です。
しかし、「お問い合わせフォームからの通知メールや自動返信メールが届かない…」というご相談が、
私たち保守サービスチームにも頻繁に寄せられています。
今回は、そうした「お問い合わせフォーム」からのメールが届かなくなる主な原因と、私たちが実際に対応してきた事例に基づく具体的な対策についてご紹介します。
「自分のサイトも大丈夫かな?」と不安な方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
- ■まずは状況を整理しよう
- ■フォームからのメール不達 ~よくある原因を3つ解説~
- 原因と解決策①:SPF・DKIM・DMARCエラー
- 原因と解決策②:フォームURLのドメインと、差出人メールアドレスのドメインが違う
- 原因と解決策③:差出人メールアドレスと通知先メールアドレスが同じになっている
- ■フォームからのメール不達を防止しよう!~7つのチェック項目~
- ■最後に:フォームからのメール不達は予防と早期対応がカギ!
■まずは状況を整理しよう
最初に重要なのは、「どのメールが届かないのか?」を把握することです。
① 管理者宛の通知メールが届かない
お客様がフォームを送信した際に、サイト管理者へ通知されるメール
② お客様宛の自動返信メールが届かない
お問い合わせを送信したお客様自身に届く確認メール
■フォームからのメール不達 ~よくある原因を3つ解説~
フォームのメールが届かない原因は、技術的な要素から設定ミスまで多岐にわたります。
ここでは、保守サービスチームがよく遭遇するよくある原因を挙げ、分かりやすくご説明します。
原因と解決策①:SPF・DKIM・DMARCエラー
【事例】
フォームURL:https://aaa.jp/contact
差出人アドレス(From):info@bbb.jp
メールの差出人アドレス(From)が「info@bbb.jp」であるにもかかわらず、実際の送信元サーバーが「aaa.jp」だった場合、受信側のサーバーは「この送信元は本当にbbb.jpから送っているのか?」と疑い、SPF・DKIM・DMARCなどの認証情報をもとに判断します。
※下記記事にてSPF・DKIM・DMARCの詳しく説明しています!
【お助けコラム】Gmail宛の自動返信メールが届かない?
もし設定が適切でない場合、「なりすまし」と判断され、メールが届かない、または迷惑メールに分類されます。
解決策は?
差出人アドレスのドメイン(bbb.jp)のDNSにあるSPFレコードに、フォームを設置しているサーバー(aaa.jp)側のIPアドレスや送信ドメインを追加することで、メールのなりすましと誤解されずに済みます。
加えて、DKIM署名を設定することで、メールの改ざん防止や送信者の正当性を、より強く証明できます。
原因と解決策②:フォームURLのドメインと、差出人メールアドレスのドメインが違う
【事例】
フォームURL:https://aaa.jp/contact
差出人アドレス(From):info@bbb.jp
このようにフォームが設置されているURLのドメイン(aaa.jp)と、通知メールや自動返信メールの差出人アドレスのドメイン(bbb.jp)が異なると、受信側のメーラー(特にGmailなどのフリーメール)にてなりすましと判断され、メールを受信拒否したり、迷惑メールに振り分けられる可能性があります。
解決策は?
フォームが設置されているドメイン(aaa.jp)に合わせて、差出人メールアドレス(info@bbb.jp)を ***@aaa.jp に統一するのが基本的な対策です。
これにより、フォームのドメインとメールの送信元の関連性が明確になり、受信側のサーバーでも「信頼できる送信者」として扱われやすくなります。さらに、設定変更後はGmailなどのフリーメールでフォームテストを行い、正常に届くかどうかを確認しましょう!
原因と解決策③:差出人メールアドレスと通知先メールアドレスが同じになっている
【事例】
フォームの差出人アドレス(From):info@aaa.jp
通知メールの宛先アドレス(To):info@aaa.jp
このように、同じメールアドレスをFromとToの両方に設定していると、一部のメールサーバーやセキュリティフィルタが「ループメール」や「なりすまし」と判断し、メールを破棄したり迷惑メール扱いにしてしまうケースがあります。
例えば、受信側のメーラーがGmailの場合、以下のような挙動になることがあります。
・受信トレイに表示されず、「すべてのメール」フォルダのみに振り分けられる
→「すべてのメール」フォルダに自動で振り分けられることがあります。
・迷惑メールフォルダに自動で振り分けられる
→Gmailの独自アルゴリズムで、なりすましメールと判定される可能性があります。
・Gmailのフィルタで自動削除・非表示になる可能性あり。
→「From=To」の構成がフィルタ設定と合致した場合、スレッドに自動でまとめられたり、アーカイブ処理されることがあります。
解決策は?
差出人(From)と通知先(To)を別アドレスに設定することが基本です。
そのため form@aaa.jp(From) → info@aaa.jp(To)のように、別のアドレスで設定すると、安定した配信につながります。
■フォームからのメール不達を防止しよう!~7つのチェック項目~
✓ DNSのSPFレコードに、フォームを設置しているサーバー(aaa.jp)側のIPアドレスや送信ドメインを追加する
✓ DKIM署名を有効化する
✓ DMARCポリシーを厳しく設定しすぎない ※ 初めて設定する場合は、「p=none」から始めるのがおすすめ
✓ 「フォームが設置されているURLのドメイン」と「差出人メールアドレスのドメイン」を統一させる
✓ Gmailなどのフリーメールでフォームテストを行う
✓ 通知メールの見逃し防止のため、通知メールの送信先を2か所以上設定する
✓ 差出人(From)と通知先(To)を別アドレスで設定する
■最後に:フォームからのメール不達は予防と早期対応がカギ!
お問い合わせフォームからのメールが届かないと、お客様対応の遅れや信頼損失にもつながります。
保守サービスチームでは、日々の保守対応の中で、こうしたフォームからのメール不達のご相談を多数お受けしています。
「うちのサイトのフォームはどんな設定になっているんだろう・・」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください!
※下記記事にてフォーム改善によって問い合わせを増やすためのポイントを詳しく説明しています!ぜひご覧ください^^
【保守の仕事】問い合わせが増える!効果的なフォーム改善術
投稿者プロフィール

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2022年 ブランディングテクノロジー入社
趣味:旅行・カフェ巡り
好きなもの:韓国料理、紅茶(最近はコーヒーの魅力にも目覚めつつあります)
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