最近「メールのロゴ表示」、気になりませんか?
ロゴ表示の仕組みをちょっとだけ深掘りします!
こんにちは!ブランディングテクノロジーの保守サービスチームです。
最近、GmailやYahoo!メールなどでメールを受信したときに、
送信元のアイコン部分に企業ロゴが表示されているメールを見かけたことはありませんか?
何気なく目にしているだけかもしれませんが、
「ちゃんとした会社からのメールだな」「少し安心できるな」 と感じたことがある方も多いと思います。
実はあのロゴ表示、BIMI(ビミ)という仕組みを使って実現されています。
今回は、
BIMIって何?
BIMIの説明で登場する『VMC』『CMC』って何?
という点を、保守・ホスティングを担当している立場から、できるだけ専門用語をかみ砕きつつご紹介します。
目次
■BIMIって何?
■ 設定するための条件は?
■BIMIの説明で必ず登場する『VMC』って何?
■VMCに対するもう一つの証明書「CMC」
■ 現実的な使い分け例
■まとめ
■ BIMIって何?
BIMI(Brand Indicators for Message Identification)とは、
「正しく認証されたメールに、企業ロゴを表示できる仕組み」のことです。
何のための仕組み?
一番の目的は、なりすましメール対策です。
本物の企業メールなのか?偽装されたフィッシングメールなのか?
これを、受信者が一目で判断しやすくするための仕組みがBIMIです。
ロゴが表示されているだけで信頼できる、というわけではありませんが、
「認証が正しく設定されているメール」であることの一つの目印になります。
■ 設定するための条件は?
ロゴ画像を登録するだけで表示されるんでしょ?と思われがちですが、
実はそう簡単ではありません。
BIMIを有効にするためには、以下の前提条件があります。
① メール認証(SPF・DKIM・DMARC)が正しく設定されていること
✅SPF
✅DKIM
✅DMARC
この3点が正しく設定されていて、 かつ DMARCポリシーが quarantine もしくは reject になっている必要があります。
③ メールに表示させるロゴを作成する
自社メールに表示させる企業ロゴを、SVG形式で作成します。
作成した企業ロゴは、HTTPSでアクセスが可能なWEBサーバーに保存します。
② BIMI用のDNS設定
ドメインのDNSに、
✅ロゴ画像(SVG形式)のURL
✅証明書情報(後述するVMCやCMC)
を記載します。
■ BIMIの説明で必ず登場する『VMC』って何?
BIMIの話をすると、ほぼ必ず出てくるのが VMC(Verified Mark Certificate) です。
VMCとは、簡単に言うと、
「このロゴは、確かにこの企業のものですよ」 と第三者(認証局)が証明してくれる証明書 です。
なぜVMCが必要なの?
Gmailなど一部のメールサービスでは、 VMCがないとロゴを表示してくれません。
もし証明書がなければ、
・他社のロゴを勝手に登録する
・それらしいロゴで信頼させる
といった悪用が可能になってしまうからです。
VMCの注意点
VMC、正直にいうと・・・ハードル高めです。
✅商標登録されたロゴが必要
✅取得コストが高い
✅書類手続きがややこしい
「BIMIを導入したいけれど、そこまで大がかりな準備は難しい」というケースも少なくありません。
■ VMCに対するもう一つの証明書「CMC」
先ほどご紹介したVMCのほかに、
もう一つ関連する証明書として CMC(Common Mark Certificate) があります。
CMCもVMCと同じく、
「このロゴは、この組織が使っていいですよ」
ということを証明する証明書ですが、 VMCよりも要件が緩やかなのが特徴です。
💡VMCとCMCのざっくり比較

■ 現実的な使い分け例
ケース① 大企業・ブランド重視
・すでに商標登録済み
・ブランド保護を最優先
・より強い公式性を担保したい
👉 VMCが向いています
ケース② 中小企業・まずは対策を始めたい
・商標登録はまだ
・コストは抑えたい
・なりすまし対策を強化したい
👉 CMCが向いています
■ まとめ:BIMIは「信頼を積み上げる仕組み」
BIMIは、
🔵なりすましメール対策
🔵受信者の安心感向上
🔵ブランド信頼性アップ
を静かに支えてくれる仕組みです。
そして、「VMCだけでなくCMCという現実的な選択肢もある」という点は、
ぜひ知っていただきたいポイントです。
まずはDMARCを正しく設定するところから!
その延長線上に、BIMI・VMC・CMCがあります。
BIMI・VMC・CMCと聞くと、少し専門的に感じるかもしれません。
でも、やっていることはとてもシンプルで、「正しくメールを届ける」ための仕組みです。
ロゴ表示という分かりやすい見た目の裏側には、SPF・DKIM・DMARCといった地道な設定があります。
この記事が、メール環境を見直すきっかけや、ちょっとした社内共有のネタになればうれしいです。
投稿者プロフィール

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2022年 ブランディングテクノロジー入社
趣味:旅行・カフェ巡り
好きなもの:韓国料理、紅茶(最近はコーヒーの魅力にも目覚めつつあります)
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